SNSは便利で為になる反面、困った人や純粋な人間を騙して犯罪を犯す人間に悪用されるという可能性もあわせ持っています。

SNSで知り合った子どもを監禁殺害というような恐ろしい事件もあることから、世間から誘拐犯はSNSというキーワードにとてもシビアになってますよね！

そんな中、阪上裕明さんが女子中学生2人を誘拐容疑で逮捕されるというニュースがありました。

しかし阪上裕明さんが起こした誘拐事件は調べれば調べるほど、どこか奇妙な点が多く、誘拐なのかはたまた親切心からくる保護だったのか？とネットでザワついています。

今日は阪上裕明さんの事件の経緯と判決を調べたいと思います。

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阪上裕明のプロフィール

名前：阪上裕明(さかうえ ひろあき)
年齢：39歳(2021年時点)
出身：埼玉県本庄市
職業：不動産業/空き家再生活動家
配偶者：あり
子　：あり

9月中旬にさいたま市在住の女子中学生の父親から『娘が帰宅しない』との相談を受け埼玉県警は防犯カメラの映像などから居場所を特定したことで、事件が発覚します。

この事件は、女子中学生たちに危害や訴えがないにもかかわらず、なぜか必要以上にマスコミが大きく報道したことで、世間の多くの人は阪上裕明さんを極悪非道な異常者といった印象を持つことになります。

気になる阪上裕明さんの事件の概要は？

世間から見た阪上裕明は？

「県警によれば、阪上容疑者が兵庫県に住む女子中学生がツイッターで『家出したい』と投稿したことを知ると自宅から誘い出し、借家に、8月下旬から10月いっぱいまでの約2カ月間にわたって住まわせていた疑いが持たれています」

だそうです。この“誘い出し…”という言葉がいかにも、相手をだまして連れてきたと感じさせる言葉です。

阪上裕明さんは容疑を認めていて

「将来、自分が経営する不動産会社の従業員にしたかった」などと供述

とも発表しています。

マスコミは

「今年4月には『限定1名、主婦や子育て中の方歓迎』と銘打ってお手伝いを募集していました。その後、女子中学生を誘拐していることから、他にも何かありそうです」

と完全に変態の異常犯罪者と決めつけて疑ってます（笑）


子どもの誘拐事件ともなれば、これぐらい疑ってかかるぐらいが丁度いいのかもしれませんが、まだ犯罪者として異常性があるかどうかの証拠もない段階でこの発言はヒドイような…世間の認識がいかにマスコミによる情報操作で動かされているのかがわかります。

阪上裕明さんは女子中学生を劣悪な環境で監禁でもしていたのでしょうか？

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女子中学生は３食付きで快適生活だった？

この事件でネットでは『整った良い環境で保護したら誘拐なのか？』とザワついています。

阪上裕明さんの供述通り、女子中学生2人に勉強机がある個室を与えています。

他にも用意した参考書（宅建）を使って不動産取引の基礎を勉強させていて、外出も自由でスマホも用意し自由に生活させていました。

食事は材料を買ってきて2人に渡して自由に作らせて、風呂や食事に一切規制はなかった

とのことです。

阪上裕明さんの逮捕後も女子中学生は『イタズラされた』等の訴えは何ひとつしていません。

とはいえ、未成年者を親の同意を得ずに保護してはいけないのが日本の法律の現状のようです。

リスクを負ってまで中学生を保護した阪上裕明さん。事件へ至った説明をどのようにしているのでしょうか？

阪上裕明さんは騙して『誘いだした』ワケではない

阪上裕明さんはYouutbeの『廃墟不動産投資チャンネル』で事件について発言しています。

まず、嫁と子供がいる自宅から歩いて一分ほどの距離にある、社宅兼事務所として使用している部屋に2人を住まわせていました。

■少女たちの存在は嫁も子どもも知っていた

■鍵、スマホ、1日3食分の食材と勉強に使う道具一式を用意。

■SNSで知り合ったのは事実。一人目のさいたまの少女の家出したいという相談を受けていた。

■最初は『家出はいけない』と諭していたが、それが逆に少女から信頼される結果となってしまった。

■少女の家庭環境と家出の意思を聞いていたところ、プチ家出のようなものではなく、本格的な家出をしようと考えていた。

■勉強する事を条件に面倒をみると約束をする。

■そのあと、兵庫県の同じような悩みのある女子中学生にも『同じように面倒をみている女子中学生がいる』と告げ、さいたまの子と一緒に生活させていた。

■スキンシップもしていない。身体もを触ったことも一度もない。

すべて少女たちの証言とも一致しています。

事件の流れを最初から追ってみても少女達を騙して誘い出すような、誘拐監禁をしていないことがわかります。

とはいえ世間の反応は？

たしかに成人男性や男子中学生を保護せず、“女子だけ”というところが怪しいですね。

それに関して阪上裕明さんは

40歳の男性でも保護した？

との質問に『NO』と答えています。

『さすがに、40歳のおじさんと暮らすのは気持ち悪いです』

と正直な感想を述べたうえで、男子中学生、男子大学生であったとしても

状況次第では保護をした

ともいっています。（実際、男子中学生の家出の相談にも乗っていたそう）

ん～。未成年者に甘い言葉で誘い出し、監禁した訳でも、性的な暴行や強要もなく、被害者とされる中学生たちからの訴えもない…

日本でも阪上裕明さんは実はいい人なのでは？との声も多く、さらには諸外国でもニュースになり、『あしながおじさん』なだけでは？と評価する声まで（笑）

あしながおじさんこと阪上裕明の判決は？

とはいえ逮捕されて容疑を認めた阪上裕明さんの刑罰は、懲役３年執行猶予５年です。

率直な個人的な意見としては

《この事件に刑罰いる？？？そして執行猶予付きとはいえ刑が重くない？》

です。

被害者とされている少女の親が訴えているんでしょうけど、そもそも子どもに『家出したい』と思わせてしまう環境だったから家出されてるんですよね？

しかも阪上裕明さんが住まわせていた期間は2019年8月28日から10月29日とされていますが、さいたまの少女の父親が警察に相談したのが9月中旬なんです。

私がこの少女の保護者で娘が連絡つかない状態から5時間もたっていたら迷わず警察にいきますね。

女子中学生達に何もなかったから『あしながおじさん』で済んでいますけど、一歩間違えたら大事件に巻き込まれていたかもしれない訳です。

今回の保護された中学生たちの親にも何らかの責任はあるのではないでしょうか？

さて、あしながおじさんこと阪上裕明さんの現在は？

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阪上裕明さん普段通りの生活をしている

執行猶予付きなので今までどおり普通に生活をしていらっしゃいます。阪上裕明さんがやっていたFacebookに関しても

今回の事件で世界中に知られてしまったので、アカウントは逆に消さずに堂々と生きていこうと思う

とのことでした（笑）

まとめ

阪上裕明さんの事件の経緯と判決は？

■阪上裕明さんはプチではない本気の家出願望がある女子中学生を所有する家に住まわせ、快適な環境と勉強道具を与えて生活させていた。

■女子中学生たちの体には一切触れていない。

■阪上裕明さんの判決は懲役３年執行猶予５年

でした！

今回の事件は運よく大きな犯罪性がなかったものの、SNSと使った誘拐事件は圧倒的に痛ましい事件につながることのほうが多いのが現実です( ;∀;)

家出せざるを得ないような環境の子供たちがひとりでも減る事を願うばかりです。